This page is for the Sanriku Archive Disaster Mitigation Center, based in Rikuzentakata City, Iwate Prefecture, which has been working since the Great East Japan Earthquake to realize a society in which photographs and items damaged by disasters are returned to those who wish to receive them .
Based on our experience, we also introduce first aid measures for photos damaged by water and mud (rescue-photo.net) and provide support to affected local governments.

We hope that as many photos as possible will be left with us after disasters around the world, which are also precious family treasures.

Please make a donation!

東日本大震災で
「返却されずに残っている写真」
に写っている人
186,000

image

数字でわかる「思い出の品返却」の活動

数字でわかる「思い出の品返却」の活動

私たちは、災害時に保管されている思い出の写真・物品が希望する人全ての人(将来を含む)に返却される社会の実現を目指しています

私たちは、2011年3月に発生した東日本大震災から前身となる活動を始め、「災害時に保管されている思い出の写真・物品が希望する人全ての人(将来を含む)に返却される社会の実現」を目指して、陸前高田市を主な拠点とした活動している非営利活動団体です。

 
image

上記の写真は2011年に震災後初めて行った思い出の品の返却会の様子です。5月のゴールデンウィークでの開催でしたが、まだ濡れていたり、泥だらけの状態の写真やアルバムなどを干しながらの返却会となりました。

遺影がない、親の写真が全てない、ご自身や子どもの昔の写真がない、震災後に産まれた子どもに見せる祖父母の写真がないなど、未だに探されている方の理由は様々ですが、なかには、ご家族の遺体も未だに見つかっておらず、写真などの思い出の品も何もないため、唯一のものをずっと探している人もいます。返却されず、思い出の品として残っている写真に写っている人の数は18万6千人分、被災3県の未返却の写真では130万枚がまだ持ち主の手元に戻っていません。その他にも位牌やランドセル、卒業証書などの思い出の品も多く残っています。

image
持ち主やご家族、ご遺族の元に戻る時を待つ品々

そのような写真や物品等の思い出の品が未だたくさん残っている理由は、すでに必要なくなったからではありません。未だ震災に向き合うことが辛くて返却会などに足を運ぶことができない方、思い出の品や遺品等を探したり見たりすることが辛い方もおられる他、探し始めても確認する量があまりに多くて時間が足りない人、遠方等で長期間探す時間が取れない人も少なくありません。

震災や思い出の品と向き合うことができるようになった時に探せる環境を残しておいてほしい、量が多く探せる時間がもっと欲しい、東北から遠く離れた地域でももっと返却会をしてほしいなど、継続して探せる環境を求める人からの声が弊センターに多く届いており、私たちは、希望される方がいる限り、市からの委託がなくなった後も、思い出の品を返却する取り組みを続けたいと考えています。

image
写真左上:気仙大工伝承館駐車場内コンテナ(2011年9月)、写真右上:仮設住宅集会所(矢作町、2012年10月)
写真左下:常設返却会場(竹駒町、2018年3月)、写真右下:アバッセたかた出張返却会(2021年2月)
image
2019 年 3 月 出張返却会(東京・原宿)

そうしたなかで今後の活動継続に向けて、マンスリーサポーター(毎月の寄附)として支援をしてくださる方の募集を始めました。マンスリーサポーターによるご寄付は、毎年期待できる収入になるため、安定して活動を継続していくために最も効果的なご支援であり、私たちにとっても一番心強い支えとなります。

私たちは、マンスリーサポーター1,000人を目指して、募集を行っています。
ご協力いただける方は、以下の「陸前高田市 思い出の品」を運営する三陸アーカイブ減災センターの下記のフォームよりお申し込みください。クレジットカードでお申し込みいただくと、お申し込みをしていただいた後に申込用紙をお送りさせていただく形とがあります。多くの方のご支援をお待ちしております。

今あなたにできること、一日あたり約33円で被災された方々の思い出が手元に返る未来を。

思い出の品を見つけた方々の声

imageimageimageimage
  • 震災で亡くなった姪の写真を初めて見つけました。ありがとうございます。
  • (親族に)届けましたら大変喜び、思い出の品の係の方々に感謝申し上げておりました。私、その姿を見、涙の出るほどうれしかったです。ありがとうございました。
  • 少しの写真がみつかりうれしく思いました。仮設ですけれど、家に連れて帰ります。又利用したいと思います。なるべく長く続けてほしいと願っております。
  • 大変ありがたいです。娘が亡くなり、まだしっかり写真を探す気になれませんでしたが、時々届けていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
  • バックを流されて、中の写真が戻ったら、といつも思っていた。それが戻ってきた時は、嬉しかったです。同時によくあの津波の中から手元に帰って来てくれて涙が出た。
  • (亡くなった)夫の作った手彫りの仏像が見つかりうれしくて涙が出ました。本当にありがとうございました。
  • 高田にいるみたい。懐かしい人に出会えた。今日はここに来てよかった。
  • 知っている顔があったり、自分の写真を見つけたりして涙がこみ上げてきました。とても嬉しかったです。
  • 子どもの過去が戻って来てうれしいです。
  • 7年たった後でもまだ見つけることができるんだと感激しました。ありがとうございます。
  • 探せば又あるかもという期待がふくらみました。まさか8年も経ってみつかるとは思っていませんでした。
  • 30 年前の勤務先の社員旅行で山形に行った時のものです。なつかしいです。ありがとうございます。

主なメディア掲載

image
【2013年】
・3 月 11 日 BS朝日特集放送

 

 

【2014年】
・3 月 10日 BS朝日特集放送
・3 月 11 日  産経新聞、SANKEI EXPRESS掲載
・10 月 14 日 産経新聞掲載

【2015 年】
・テレビ岩手放送 「24 時間テレビカウントダウン」生中

【2016 年】
・3 月 7 日 「ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社」コミックス発売
・10 月 8 日 一関ケーブルテレビ「情報宣伝部長を命ず!」生放送出演

【2017 年】
・7 月 20 日 めんこいテレビ放送
・8 月 16 日 毎日新聞(全国版)掲載
・8 月 18 日 NHK ニュース(首都圏・全国)放送
・8 月 19 日 毎日新聞(東京版)掲載
・9 月 29 日 盛岡経済新聞掲載
・10 月 4 日 岩手日報掲載
・10 月 22 日 東海新報掲載
・10 月 28 日 河北新報(2本掲載)掲載
・10 月 30 日 朝日新聞(岩手版)掲載
・11 月 6 日 毎日新聞(岩手版)掲載
・11 月 16 日 岩手朝日テレビ放送
・11 月 16 日 朝日新聞(首都圏版夕刊)掲載
・11 月 19 日 毎日新聞(岩手県版)
・11 月 19 日 朝日小学生新聞掲載
・11 月 22 日 共同通信配信(地方紙掲載複数あり)
・11 月 22 日 岩手日報掲載
・11 月 22 日 読売新聞(全国版)掲載
・11 月 22 日 NHK ニュース(岩手県・全国)4 バージョン、7 回放送
・11 月 23 日 朝日新聞(岩手県版) 掲載
・11 月 23 日 四國新聞・神戸新聞・佐賀新聞・長崎新聞掲載
・11 月 24 日 共同通信配信、信濃毎日新聞掲載
・11 月 25 日 日経新聞掲載
・11 月 27 日 公明新聞掲載
・12 月 3 日 河北新報掲載
・12 月 6 日 岩手日日新聞
・12 月8日 NHK 放送
・12 月 6 日 岩手日日新聞掲載
・12 月 7 日 ラジオ関西 558「時間です! 林編集長」出演
・12 月 9 日 読売新聞掲載
・12 月 10 日 中國新聞、静岡新聞他掲載(以上共同通信配信)
・12 月 21 日 NHK盛岡 おばんですいわて放送

【2018 年】
・2 月 4 日 河北新報掲載
・2 月 11 日 北日本新聞掲載
・2 月 27 日 毎日新聞(岩手)掲載
・3 月 8 日 日本テレビ「NEWS ZERO」放送
・3 月 10 日 IBC(夕方のニュース)放送
・3 月 11 日 FNN(全国)放送
・3 月 12 日 河北新報掲載
・3 月 12 日 共同通信配信。京都新聞等掲載
・3 月 16 日 岩手日報掲載
・3 月 18 日 東海新報掲載
・3 月 19 日 岩手めんこいテレビ放送
・9 月 3 日 NHK ニュース放送
・9 月 4 日 NHK ニュース、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ(ニュース)放送
・9 月 4 日 読売新聞掲載
・9 月 5 日 岩手日報掲載、朝日新聞掲載
・9 月 6 日 東海新報掲載
・9 月 11 日 NHK おばんですいわて(生放送)、岩手テレビ(ごきげんテレビ(生放送)
・9 月 11 日 共同通信配信
・9 月 12 日 夕刊フジ「ZAKZAK」掲載
・9 月 20 日 河北新報掲載
・9 月 23 日 河北新報、毎日新聞
・9 月 24 日 河北新報掲載
・10月 5 日 NHK仙台放送
・10 月 28 日 朝日新聞掲載
・10 月 11 日 めんこいテレビ放送
・11 月 7 日 河北新報掲載
・11 月 11 日 めんこいテレビ
・11 月 28 日 盛岡タイムス掲載
・12 月 1 日 NHK 仙台
・12 月 2 日 NHK「被災地からの声」放送
・12 月 2 日 めんこいテレビ放送
・12 月 3 日 河北新報掲載
・12 月 19 日 毎日新聞・Yahooニュース掲載
・12 月 20 日 読売新聞掲載
・12 月 22 日 産経新聞・yahoo ニュース掲載
・12 月 23 日 産経新聞・yahoo ニュース掲載

【2019 年】
・2 月 20 日 産経新聞・yahoo ニュース掲載
・2 月 21 日 産経新聞・yahoo ニュース掲載
・2 月 28 日 JAM THE WORLD 出演
・3 月 4 日 NHK ニュース放送(6 回以上放送。複数バージョンあり)
・3 月 4 日 文化放送出演(録音)
・3 月 5 日 毎日新聞掲載、共同通信配信、日経新聞掲載
・3 月 7 日 岩手テレビ(原宿の返却会場から生放送)
・3 月 9 日 読売新聞掲載
・3 月 10 日 毎日新聞掲載(特集。アンケート調査に協力)
・3 月 10 日 テレビ朝日/サンデーステーション放送
・3 月 10 日 Amebaテレビ・ニュースチャンネル放送
・7 月 29 日 IBCニュース『復興への羅針盤』「思い出の品」写真などの返却事業が迎えた転換点/岩手
・7 月 25 日 東海新報
・8 月 11 日 共同通信掲載・配信
・9 月 2 日 毎日新聞掲載
・9 月 15 日 仙台放送
・10 月 4 日 ソトコト 11 月号掲載

【2020 年】
・1 月 11 日 東海新報掲載
・1月 17 日 写真速報掲載
・3 月 6 日 NHK シブ5時放送
・3 月 14 日 公明新聞掲載
・4 月 10 日 読売新聞掲載
・4 月 16 日 日本テレビ放送
・4 月 19 日 フジテレビ放送
・4 月 21 日 NHK放送
・4 月 28 日 日本テレビ/news every、TBS/あさチャン!放送
・5 月 4 日 Buzzfeed 掲載
・5 月 5 日 Yahooo ニュース!掲載(同上の記事)
・5 月 20 日 東海新報掲載
・7 月 24 日 IBC 放送「復興への羅針盤」放送
・7 月 31 日 Buzzfeed 掲載
・8 月 9 日 共同通信配信、西日本新聞、信濃毎日新聞掲載
・8 月 11 日 岩手日報掲載
・8 月 19 日 JAM THE WORLD 出演
・9 月 7 日 しんぶん赤旗掲載
・9 月 17 日 共同通信配信・yahoo ニュース掲載、信濃毎日新聞、下野新聞、宮崎日々新聞掲載
・9 月 17 日 IBC 放送、岩手朝日放送、NHK 放送、岩手テレビ、めんこいテレビ放送
・9 月 18 日 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、河北新報、東海新報、岩手日報掲載
・9 月 18 日 朝日新聞・yahoo ニュース掲載
・9 月 21 日 岩手日報掲載
・9 月 23 日 NHK ニュース放送
・9 月 28 日 読売新聞(全国)掲載
・9 月 30 日 読売新聞(岩手)掲載
・10 月 復興学会第 37 号 ニュースレター
・10 月 1 日 東海新報掲載
・10 月 8 日 The Japan News 掲載
・10 月 13 日 IBC 放送、岩手朝日放送、NHK 放送
・10 月 13 日 朝日新聞デジタル掲載
・10 月 17 日 朝日新聞(岩手版)
・10 月 27 日 産経新聞掲載/【東日本大震災 10年へ】待ち続ける「思い出の品」 陸前高田市「三陸アーカイブ減災センター」
・10月27日 産経新聞 動画
・10 月 4 日 NHK「明日へ リポート」
・11 月 11 日 FM ヨコハマ 出演、
・12 月 9 日 TBSラジオ出演
・12 月 25 日 朝日岩手放送 ニュース生中継
・12 月 30 日 朝日新聞デジタル掲載

【2021 年】
・1 月 1 日 「家の光」2 月号掲載
・1 月 3 日 共同通信配信
・2 月 24 日 NHK 放送
・2 月 25 日 IBC ニュース/震災10年前に「思い出の品返却会&写真展」開催/岩手・陸前高田市
・2 月 25 日 岩手朝日放送
・2 月 25 日 河北新報掲載
・2 月 25 日 岩手日報、東海新報掲載
・2 月 26 日 hanako(3 月号)掲載
・3 月 4 日 NHKニュース
・3 月 5 日 NHK E テレ「人生レシピ」放送
・3 月 5 日 岩手県「コミックいわて」公開/つなぐ(飛鳥あるとさん)
・3 月 8 日 読売新聞掲載
・3 月 11 日 朝日新聞デジタル掲載/
 (記事) 写真、位牌、母子手帳…返却活動が危機 震災10年
 (動画)「10年は区切りではない」震災の思い出の品、返却活動が存続の危機
・3 月 11 日 読売テレビニュース/(動画)東日本大震災から10年~「残す」か「残さないか」迫られる判断 #あれから私は​
/・3 月 11 日 週刊女性PRIME/陸前高田市が寄り添う“見つけたいタイミング”、泥だらけの「思い出の品」返却事業
・3 月 13 日 BBC NEWS/The memory hunters
・3 月 14 日 公明新聞
・3 月 19 日 コミックいわて+(テン)発売(飛鳥あるとさん「つなぐ」掲載)

予定;中日新聞、読売新聞他

今あなたにできること、一日あたり約33円で被災された方々の思い出が手元に返る未来を。

団体の概要

【役 員】
代表理事:秋山真理
理事:岩切久仁(釜石市・2018 年度市勢功労者表彰者、釜石ユネスコ協会会長)
理事:岩淵惠子(奥州市社会福祉協議会、陸前高田市社会福祉協議会事務局長を経てワークみずさわ施設長、ひたかみ福祉会理事)
監事:佐々木正幸(佐々木正幸税理士事務所)

【これまでの連携・協力団体】
陸前高田市、釜石市、大槌町、遠野市、住田町、気仙沼市、南三陸町、陸前高田市社会福祉協議会、北上市社会福祉協議会、もりおか復興支援センター(盛岡市委託)、仙台市社会福祉協議会、一関市社会福祉協議会、滝沢市社会福祉協議会、花巻市社会福祉協議会、奥州市社会福祉協議会、東京都災害ボランティアセンター、富士フイルム株式会社、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社、株式会社プロメディア他

【体 制】
・スタッフ 4 名(常勤職員 2 名、非常勤 2 名)
・プロボノとして、紙・写真の修復に取り組む専門家(紙・写真修復士等)1 名、被災写真洗浄等経験者(主要メンバー) 4 名他が参画